本日、阪急交通社さん主催の東海道53次ウォーク第三回目に参加しました。今回歩く前に、知識をつけるために下記の本を購入しました。阪急さんからの資料とともに勉強の上毎回参加しようと思います。
今回は、川崎宿から神奈川宿の10.3キロを歩きます。
10時00分に川崎区役所近くの稲毛神社に集合で、川崎駅より5分程歩きました。軽い運動をした後早速出発です。
最初に5分程歩き佐藤本陣跡に行きました。こちらは、詩人佐藤惣之助の生家で江戸後期に廃業しました。佐藤惣之助は、私の大好きな阪神タイガースの歌、六甲おろしを作詞した人です。すぐその近くに生誕の地碑もありました。
その後、数百メートル歩くと大通りに出ました。ここは、多摩川より洪水の時等水が流れ新川堀というお堀があり、ここには、小土呂橋がありました。前回記載しましたベトナムから贈られた像も渡ったそうです。
小土呂橋を過ぎると京口土居跡です。宿の出口を京口というそうです。
川崎宿を出ると芭蕉句碑ごありました。江戸の庵から故郷伊賀に帰途の途中弟子がここまで送りに来たそうです。芭蕉、弟子とも最期の別れになるのではと思ったようで、実際、芭蕉は、五ヶ月後、大坂で51歳で没しました。
芭蕉の句碑は、京急八丁畷駅近くにあり、八丁に渡り、まっすぐにのびていたのて、八丁畷と呼ばれたそうです。
八丁畷駅を過ぎ、江戸より5番目の一里塚の市場一里塚に着きました。
その後、鶴見川を渡り、今日の昼食の鶴見神社に来ました。こちらは、推古天皇時代の創建で毎年みどりの日の4月29日に鶴見の田祭りが行われます。
本日の昼食は、前回と比べご飯の量が多く食べる量の多い私にとって満足しました。また、鶴見名物よねまんじゅうもいただきました。
鶴見駅を抜け東海道ウォーキングとは、関係ありませんが、昭和レトロ漂う鶴見線国道駅に立ち寄りました。黒澤映画にも使われたようです。
その後、生麦に入りました。ここは、魚屋さんが軒を連ね、江戸時代は、海がすぐそばにありました。生麦と言えば生麦事件です。江戸後期に、薩摩島津の行列が生麦村に差し掛かった際、川崎大師に見物に行く途中のイギリス4人と出くわしました。行列に通れず、戻ろうとしたところ切りかかり一人が死亡、二人が、重症だったそうです。これがきっかけで翌年薩英戦争になりました。
生麦を過ぎ子安に入ります。ここは、浦島太郎伝説が残り、浦島町という地名もあります。
京急子安駅を過ぎ、神奈川宿の入口でオランダ領事館のあり、現在は、神奈川東公園です。
その後、外国領事館の指定を受けるが、屋根を抜き修理中と拒絶した良泉寺に来ました。
良泉寺の後高札場に来ました。幕府の法度が書かれ神奈川地区センターの横にあります。
その近くには、生麦事件で死傷したイギリス人をヘボン博士が介抱した金蔵院があります。
神奈川宿には、神奈川本陣跡と青木本陣跡があります。滝の川を挟んで江戸側に神奈川本陣、反対に青木本陣がありました。
本陣の後、今日の終点、神奈川公園に着きました。
