今回も阪急交通社さん主催の東海道53次ウォークには参加せず、下記のガイドブックを片手に家内と歩くことにしました。
今回は、JR富士駅に前回と同じ電車に乗り9時30分頃に着きました。駅の改札を左に曲がりデッキの所で軽く準備運動をして出発しました。
前回は本市場一里塚から東海道を少々歩き、商店街を左に曲がりJR富士駅から帰りましたので、今日は商店街を10分程歩き、東海道に戻りました。富士川方面へ歩き、道祖神、札の辻跡を通り東海道の新道に合流し、身延線の柚木駅の下をくぐり、富士川手前の松岡水神社を目指しました。
松岡水神社は、富士川の堤防工事の成就記念に創建されたもので、渡航の安全を祈願する人々が多く訪れました。
その後は、富士川の橋を渡ります。今日は、曇っていて富士山は、見えなかったのですが、天気が良ければ絶景だったのではと思いました。
しばらく坂を登り、交通量の多い往復二車線の道を歩きエルジのカーブの所に岩淵一里塚がありました。当時の雰囲気を残した一里塚でした。
その後は、蒲原宿を目指し歩きます。東名高速、東海道新幹線の下をくぐり、今度は、東名高速を橋で渡り、静岡市に入り駿河湾が見えてきました。一里塚を通り蒲原宿の入り口の東木戸に着きました。
蒲原宿は、JR蒲原駅ではなく、JR新蒲原駅の近くで蒲原城があった城下町です。なまこ壁の旧商家、問屋場跡、その前に本陣跡、高札場跡、美しい格子戸の家等昔ながらの建築物が残ってます。蒲原西木戸跡て、蒲原宿の出口です。
次の由比宿までは、一里ですが、途中、JR蒲原駅の前の蒲原館でラーメンを食べました。久保田利伸さんの地元で日本一のラーメンと書いたサインがお店に貼ってました。煮干し醤油ラーメンでいろいろ食べ歩いてますが、トップクラスの味でした。
ランチの後、再び歩きます。東名高速の下をくぐり、少し歩くと日本橋から三十九里目の由比の一里塚跡があります。
一里塚のすぐ前には、由比宿の入り口の東枡形跡、お七里役所跡がありました。
由比宿の本陣跡は、公園になっておりトイレ休憩しました。
本陣跡の近くには、二つの脇本陣跡や問屋場跡、明治の郵便局舎がありました。小さい宿でその後出口の西木戸跡になります。
由比の名物は、桜えびでその名前がついた由比桜えび通りを歩きJR由比駅前を通り、歩道橋を渡り細い道に入りました。宗像神社、讃徳寺を通り、旧家の小池邸でトイレ休憩しました。
その後は、望獄亭で、山岡鉄舟が、清水次郎長の手引きでこの望獄亭の床下から海に逃れたそうです。
その先に日本橋から四十里目の一里塚の西倉沢の一里塚です。
ここからは、薩埵峠に入ります。薩埵山合戦場説明板を通り薩埵峠に着きました。こちらからは、雲も消え富士山が綺麗に見えました。
駐車場を抜け、薩埵峠を下ります。白髭神社を右に曲がり、道標を矢印に興津に向かいます。興津川を渡り、宗像神社、身延山道の題目碑を過ぎ、興津の一里塚があります。この一里塚は、本当にわかりにくく一旦過ぎてしまいました。
今日は、JR興津駅から帰ることにしました。帰りは、熱海、小田原とで東海道線を乗り継ぎ帰りました。