本日、阪急交通社さん主催の東海道53次ウォーク第四回目に参加しました。先日、購入した下記の本で予習の上、今回参加しました。
今回は、神奈川宿近くの神奈川公園から東戸塚駅の9.6キロを歩きます。
9時15分に神奈川宿近くの神奈川公園に集合で、横浜駅より10分程歩きました。軽い運動をした後早速出発です。
最初に歩道橋を超え、宮前商店街に入り、当時、こちらのあたりは、各国の領事館が置かれてました。開港当時、普門寺は、イギリスの士官宿舎、甚行寺は、一時フランス公使館に、宮前商店街を抜け、青木橋を越えた所にある本覚寺は、アメリカ領事館でした。
青木橋を越え、細い道を歩くと大綱金比羅神社に着きました。ここは、江戸から7つ目の塚で、江戸時代、神奈川湊にかかわる人々に信仰を受け今でも海運関係者の信仰が厚いそうです。
その後、この道沿いには、坂本龍馬の妻おりょうが働いていた料亭「田中屋」があり、今も営業してます。
その後、数百メートル歩き、神奈川関門跡碑があります。ここは、開港後外国人が相次いで殺傷されたため各国の領事に強い要望で関所である関門が設けられました。
この道を進むと大通りに出て合流し、浅間下の交差点近くの公園でトイレ休憩です。その後、また、横道に入り、まもなくして、浅間神社を右にしばらく歩き、追分に着きました。右に行くと八王子道で当時「絹の道」とも呼ばれました。
追分をそのまま進み、松原商店街に入ります。すごく賑わっている商店街で店を見ているとガイドさんを見失ってしまいます。保土ヶ谷宿の江戸側入口である「江戸方見付跡」を抜け、橘樹神社に着きました。ここには、横浜市内最古の庚申塔があります。
その後、天王町の駅を抜け東海道を横にはずれ、横浜ビジネスパークで昼食です。今日は、横浜の名物崎陽軒の、シュウマイが入ったちらしの弁当です。見た目も良く美味しかったのですが、個人的には、シュウマイ弁当が良かったです。
昼食後、天王町駅の前にある旧帷子橋跡に来ました。当時の橋の雰囲気が残され、広重の新町橋として有名です。
その後、保土ヶ谷駅を抜け、踏切を越え本陣跡に来ました。ここで箱根駅伝の道に合流です。この本陣は、代々苅部家がつとめました。明治初期に軽部に改姓され、現在も名札があり子孫が住んでるようです。
駅伝の道に合流後、脇本陣跡、旅籠本金子屋跡見ながら、広重の松並木の絵が有名な一里塚、外川神社に来ました。
松並木が終わると駅伝の道から外れ旧道にに入り、しばらく歩くと権太坂です。駅伝の権太坂とは、別であちらは、国道でこちらは、東海道です。当時、京に向かう人には、最初の難所と言われたそうですが、たしかに急坂ですか、10分ほどで登れました。
境木中学を左に行くと境木地蔵尊、武相国境モニュメントです。この地が武蔵国と相模国の境で、ここから相模国に入ります。
ここからは、下り坂で、しばらく歩くと神奈川で唯一完全な形で残っている品濃一里塚です。
品濃一里塚の後は、本日の終点品濃中央公園です。3時くらいに着き、今日、早い終了で、少々物足りなかったです。