本日、阪急交通社さん主催の東海道53次ウォーク第五回目に参加しました。今回も先日、下記の本で予習の上、今回参加しました。
今回は、9時30分に東戸塚駅で集合後、品濃中央公園に移動し、ここで準備運動です。
今回は、藤沢の遊行寺まで13キロ弱歩きます。東海道合流後、品濃坂です。ここから綺麗な富士山が見えました。ここは、開発が進み、大きな道を東海道を遮り、品濃坂歩道橋を越え下りていきます。
その後は、しばらく戸塚方面に歩き、江戸時代には、多くの人が登った大山への大山道道標、その前には、樹齢300年と推定された益田家のモチの木の大木を通り、史蹟の小径に着きました。ここは、鎌倉幕府を開くのに活躍した
護良親王（後醍醐天皇の皇子）が、足利幕府になり殺害されこの小径の先で首を洗い清めたとのことです。
この先に鎌倉ハム発祥の地があり日本人として初めて斉藤鉄平がハムの製造を始めました。そのすぐ先に今でも営業してますが、斉藤ハムがあります。
しばらく歩くと小田原北条氏の家臣であった石巻五太夫が江戸に移る徳川家康をこの辺りで、出迎えたことから名づけられた五太夫橋があります。
その後は、戸塚宿の入口江戸方見附、日本橋から十里目の一里塚跡、そして桜が今とてもきれいで、広重の絵で有名な大橋です。
その後、開かずの踏切があった場所を超え、横に家康の妾、於万の方の創建の清源院、戸塚宿開設に尽力した澤邊が勤めた澤邊本陣跡を横にし昼食の会場に着きました。
今日の昼食は、大船軒の弁当です。今までも少なめでしたが今日は、特に少ないです。いつもながら、味は、いいのですが、量が少ないのが不満です。
午後は、長い上り坂の大坂を通り遊行寺まで行きます。大坂までには、お札まきが有名な八坂神社、源親子が社殿を創設したとされ、戸塚の地名の起こりの一つに数えられる富塚八幡宮があります。
戸塚宿の出口の上方見付跡を過ぎると大坂の長い上りです。大坂を上り終えると箱根駅伝の道に合流し、鎌倉方面の広大な景色が見え、大坂松並木があります。
道なりにしばらく歩くと歌舞伎で有名なお軽勘平戸塚山中道行の場の碑、原宿一里塚、浅間神社です。原宿一里塚は、日本橋から十一里目でその向かいに浅間神社があります。浅間神社の椎の木は、横浜市古名木に指定され立派な木です。
その後はしばらく歩き続け、松くい虫に食われず残った「残り松」、諏訪神社に立ち寄りました。この社の裏にあった池に大蛇が棲み、旅人の影を喰ったという言い伝えがあり、この地を影取と、その大蛇を鉄砲で撃った猟師が住んでいたことから鉄砲宿と呼ぶようになったそうです。
また、道なりに歩きつづけ、駅伝で有名な遊行寺の坂を下り遊行寺の一里塚を通り今日の終点遊行寺に着きました。
今日のスタンプは、戸塚宿と藤沢宿になります。
