本日、阪急交通社さん主催の東海道53次ウォーク第十回目に参加しました。実は、先月、第九回目があったのですが、仙台に阪神ー楽天の試合を見に行き重なってしまい、妻のみ参加し、私は参加できませんでした。6月16日、17日しか第九回目は、枠がないためやむやむ自分自身で歩こうと思います。下記のガイドブック片手に歩き、別途逆になりますがこちらで書かせていただきます。
今回は、7時30分に横浜駅で集合後、途中、平塚のパーキングエリアでトイレ休憩し、バスで箱根畑宿に向かいました。
今回は、畑宿から箱根峠まで8キロ弱歩きます。畑宿が標高450mで箱根峠が850mで登りが多く、阪急さんのこのシリーズでは、距離は、短いですが最も難所のコースとのことです。
出発は、畑宿寄木会館の駐車場にバスは、駐車し、私達は、ここで準備運動後、スタートとしました。
スタート後、県道を横切り、右に入ると旧東海道です。ここから箱根峠まで多くの石畳を登ります。当初、ぬかるみが酷く、箱根に多く群生している細竹(箱根竹)を引きつめていたのですが、毎年腐ってしまい、石畳をひいたそうです。
道に入ると、江戸から二十三里目の一里塚、畑宿の一里塚があります。
この後、甘味茶屋まで、橿木坂、雲助とよばれた人たち、猿も滑る坂と呼ばれた猿滑坂、追込坂を通り登って行きました。
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甘味茶屋では、冷たい甘酒とお餅を食べました。甘酒は、あまり好きではないのですが、こちらの甘酒は、スッキリした味でとても飲みやすかったです。
甘味茶屋の後、しばらく歩くと箱根旧階段のパンフレットなどに必ず出てくる箱根旧街道の看板に来ました。言われてみれば見たことがあります。
その後は、1590年豊臣秀吉が小田原進軍の時に北条方に大量の石を落とされやむなく小田原城を見ずに引き揚げた城見ず坂を通り今回の箱根の最高地点に来ました。その後は、一旦、下りになります。
下り続け、日本の自然保護を訴え続けたケンペル•バーニーの碑に着きました。
その後、江戸時代に石仏が並んでいたが、明治になり廃仏毀釈により失われた賽の河原に来ました。ここでガイドさんの話を聞きました。
ここからの芦ノ湖は、とてもきれいです。
その後は、二十四番目の一里塚の葭原久保一里塚を通り箱根杉並木に入りました。箱根には何度も来てますがここを歩くのは初めてです。
この後、恩賜箱根公園で昼食で、お弁当とお茶を渡されました。今回は、メインがお魚でパワー不足でしたが、全体的に味は良く、満足いくものでした。
昼食の後、箱根関所跡でガイドさんの説明を聞きました。東海道の新居、中仙道の碓氷、木曽福島と並び規模の大きい関所で特に京から江戸に入る入り口でもあり小田原で管轄され幕府にとって重要な要所でした。
箱根関所の後は、箱根宿の出口付近にあり箱根宿の鎮守でもある駒形神社を通り、その後は本日の最後の登りとなります。
国道1号の下のトンネルを抜け、本日は雨は降らないという予報であったのですが、雨が降り出しました。30分位で着くということでしたのでそのまま歩きましたが、いよいよ、雨足が強まり、初めて御殿場のアウトレットで購入したレインコートを着ることになりました。
登り終わったところで箱根新道と国道1号の分岐の地点で車道を横切り国道1号側に行き、静岡県に入り、本日は箱根エコパークで終点です。雨のため体操せずバスに乗り込みました。
帰りのバスは順調に進み、途中大磯のパーキングエリアで休憩後、1時間程で横浜に到着しました。
今日のスタンプは、箱根宿を押してもらいました。