虎キチのお城グルメ旅巡り

タイガースファンの気まぐれ城グルメ旅巡り

蒲田の奇跡の名店初音鮨に行きました。(2024年1月27日)

① 日時 2024年1月27日
② 場所 
 JR蒲田駅西口より、徒歩5分

〒144-0051 東京都大田区西蒲田5丁目20−2

 

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③ コメント

家族て随分前から行きたいと思っていた初音鮨さんに三か月ほど前に予約をとることができ、本日来ることができました。12月までは、大将の中治勝さんは、ミラノに行かれているということでお弟子さんが切り盛りされ、1月から戻ってきたそうです。

17時に予約をとり早めに来てくださいというメールいただいたのもあり15分前に到達しました。蒲田駅からは、徒歩5分超でしょうか。創業125年の老舗なので重厚な店構えかと思っていたのですが可愛い表記で遠くからは、お鮨のお店には、見えませんでした。

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予約時間の10分前にドアが開けられ大将の娘さんの女将に迎えていただき中に入りました。中は、カウンターのみで八席ですが、この日は、人数の組み合わせの関係て七席の配置でした。

最初に説明があり、中でお店、料理、大将ほか店員の方の写真を撮るのは、自由ですが他のお客様は撮らないようにとのことでした。他の方を注意してどんどん撮れますね。

まず、飲み物の注文です。基本、おまかせでメニューは、ないそうですが、ビール、焼酎、日本酒のほかワイン、シャンパンも取り揃えているとのことです。ホームページでは、コースは、事前決済で飲み物は当日現金でカードは、利用できないと表示されてますが、ネットで予約した場合、コースの事前決済のカードで支払いできます。私は、ビールを家内は、お腹いっぱいになるのが早くなるのでアルコールは、抜きにするといことで緑茶、子供二人は、冷たい緑茶を注文しました。

大将の中治さんがご挨拶に来ました。まず名物のしゃりの炊き方含め説明です。ホームページにも書かれていますがコースに合わせてシャリも準備されます。羽釜でたかれ、シャリが熱いうちに酢飯に仕上げます。こちらの酢は、築地の有名店のお酢で一般には、手に入らないそうです。大将がシャリを手の甲にのせて味を確認し私たちにも人さじを手にのせられ味見することができました。温かい状態でいただき、酢がしみていてこれから鮨のシャリになっていくとのことです。

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最初は、料理からということで鮑が運ばれて来ました。千葉の大原産とのことです。蒸した鮑で見たからに肉厚で大きなまのです。

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こちらの鮑切り分けられ、肝がのせられて盛り付けされました。

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食感がすごく肝と相性バッチリです。

次に持ってこらるたのはとらふぐでした。こちらを調理してくれます。大将の笑顔も素敵です。

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こちらは、撮り忘れましたが、しゃぶしゃぶにし、ウニを挟んで出されました。しゃぶしゃぶしたとらふぐに濃厚な雲丹が挟まれ、雲丹の味とふぐの食感が絶妙です。

次に出されたものには、びっくりしました。熊肉とセリを鍋にして出しますとのことです。熊肉を食すのは初めてでこのような機会がないと食べないです。

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最初持ってこられた時は、猪かと思いました。こちらは、秋田県で獲られた熊でセリとの相性抜群とのことです。

ここでビールからおまかせで日本酒に変更です。栃木の特別純米酒で四季桜が運ばれて来ました。穏やかな上品な香りがし、食事を引き立てます。

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熊肉とセリを鍋にした皿が来ました。熊肉は、薄く切られていたのでしゃぶしゃぶのように調理され出されました。熊肉は、旨みがあり、臭みがあると聞いたことありましたが、全く感じず美味しかったです。

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次に運ばれた食材は、鰻でした。場所は、聞き逃しましたが天然で蒲焼とかでなくそのまま焼くとのです。

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わさびとともにそのまま焼く(地焼き)で調理された鰻が来ました。わさびをのせいただきました。わさびの風味と良く合い日本酒に良く合います。

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次に運ばれたのは、栃木産の大きな椎茸です。大洗産の蛤とともに調理しますとのことです。

煮蛤の下に椎茸が引かれ盛り付けされ来ました。

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肉厚な椎茸が煮蛤から出された汁に染み、型のいい大洗産の蛤も少なくなっていて貴重で弾力もあり二つがとても合いました。

次に塩竈産の鮪が運ばれました。138キロの鮪とのことです。

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この鮪を特注の長い包丁で捌きます。

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こちらの鮪、赤身、中トロ、大トロに分けられ、にぎりそして大トロは、秘伝の醤油が入った壺に入れられ、後ほど炙って出されるとのことです。

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ここで次の日本酒お願いしました。加賀の菊姫というお酒です。あらばしりとラベルにありますが、搾ったときに最初にでてくるお酒を言うらしいです。

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酸味が強い口当たりで鮨と合います。

鮪の皮も無駄にせず調理されるとのことです。

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これから調理される松葉ガニが運ばれてきました。見るからに立派な松葉ガニです。

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赤身、中トロ、大トロの握り、ネギトロ巻が来ました。何と表現していいでしょうか。口の中でとろけます。

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次に見せられたのは、〆られたコハタです。江戸前の技術が感じられます。

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エゾバフンウニとキタムラサキウニを見せられ、握りで出されました。臭みは、全くなく卵のようなまろやかさ甘みがありました。

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さらに日本酒の追加お願いしました。黒龍の八十八号としずくの飲み比べです。黒龍の出荷量が少ない銘酒のようで八十八号は、年に一回しか出荷されずとても飲みやすく、しずくは、年2回販売され、フルーティな味わいでした。

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次は、ひらめの握りでした。ひらめのエンガワは、良くいただきますが、このひらめは、白身の、淡白さはなくほどよい弾力と味わいがありました。

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まな板の上に岩手産の牡蠣が並ばれました。牡蠣のエキスの汁と握りにされ提供されました。ふっくらとした牡蠣の握りは、身もつまっており、エキスは、お腹を優しく包みます。

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次に、まな板に上にイカカラスミが並びました。カラスミの上にイカのせられ握りで出されました。イカの弾力にカラスミの旨みが合います。また、日本酒も進みます。

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冬の味覚のたらの白子の握りが来ました。白子独特の甘味が握りに合います。

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先ほど見せられた松葉ガニが身を丁寧に出されて、味噌とともに甲羅の上に握りと身の握りになり出されました。この食感、味噌の旨味と身が合わさり絶品です。

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特注の壺の秘伝のタレの中に入れておいた大トロが出されました。外は、真っ黒になってました。

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汁物が出されました。ダシが効いてます。先ほどのづけにされた大トロが握りてだされました。づけで大トロは、もったいないのではと思ったのですが、口の中で甘味、脂が広がりとろけました。

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巻物と玉子が準備されました。最初の巻物は、鮟鱇の肝、マグロなど入ってました。鮟鱇な肝は、大好きでこの巻物は口に肝の味が広がり最高でした。その後、干瓢巻きと玉子が出され口直しにピッタリでした。

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お腹いっぱいになり、デザートは、別の部屋ということでいったん外に出て別の入口から入りました。こちらでは、特別な鍋で葛切りが作られ、その上にイチゴが乗せられ、あんみつにもりそばのように付けていただきました。お腹いっぱいお鮨を食べた後に合うデザートでした。

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これでもかというほど最高の素材での料理、お鮨が出てきて味ももちろんですが、一連のショーの中でイベントに参加したようでした。

料理の代金は、事前清算しましたが、飲み物代は、17,930円でした。今度は、お弟子さんの時も来たいなと思いました。

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